南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
宮元 忠敏
他の科目との関連
履修対象学科
副題 情報を読む数理えとせとら
授業概要 暗号、誤り訂正符号、計算モデルの初歩を闊歩する。
学修目標 RSA暗号の位置づけとその原理を知る。誤り訂正符号のもっとも弱いものの原理を知る。
計算モデルのもっとも弱いものについて知る。
授業計画 大きく分けて以下の3つのテーマについて、経緯・流れに関する側面、数理的な側面、その展望について概観する。

1.このコースの概観
2.暗号(経緯・流れ)
3.暗号(数理的準備、ユークリッドの互除法)
4.暗号(数理的準備、フェルマーの小定理)
5.暗号(デモおよび展望)
6.誤り訂正符号(経緯・流れ)
7.誤り訂正符号(数理的準備、法を持つ整数)
8.誤り訂正符号(数理的準備、行列を使った計算術)
9.誤り訂正符号(デモおよび展望)
10.計算のモデル(経緯・流れ)
11.計算のモデル(数理的準備、集合と関係)
12.計算のモデル(数理的準備、状態遷移図)
13.計算のモデル(デモおよび展望)
14.まとめ1(暗号、誤り訂正符号)
15.まとめ2(誤り訂正符号、計算のモデル)
16.定期テスト
授業時間外の学習(準備学習など) 新聞・雑紙・テレビ・ラジオ等により、情報関連を中心に、アンテナを毎日張っておくこと。
評価方法 授業参加度50%、中間レポート25%、最終レポート25%で評価する。
テキスト なし

【そ の 他】参考文献
1.『暗号 ポストモダンの情報セキュリティ』 辻井重男著、講談社。
2.『有限体と符号理論』内田興二著、サイエンス社。
3.『計算モデル論入門チューリング機械からラムダ計算へ』 井田哲雄・浜名誠著、サイエンス社。
その他