06732 文学をめぐって2
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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森田 貴之 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 古典テキストの近代的変容 |
授業概要 | 明治27〜29年にかけ、巌谷小波によって出版された日本昔話の叢書『日本昔噺』から、現在でも著名な「昔話」を選び、分析を行う。その際、原典となった古典作品との比較を行い、近代人巌谷小波が種々の伝説・物語から、何を選び、何を削り、何を加えたのか、その述作の過程を丹念に追い、中世・近世とは異なる近代的意識を探りたい。 |
学修目標 | ・分析的解釈により、作者の思考・意図を考える方法を知る。 ・各時代における文学テキストの特色を比較検討する。 ・児童文学を通して、近代の日本文化の一端を知る。 |
授業計画 | 1.導入 2.〜4.『桃太郎』を読む 5.〜7.『浦島太郎』を読む 8.〜10.『一寸法師』を読む 11.〜13.『猿蟹合戦』を読む 14.〜15.総括 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 毎回の講義後に、感想・質問等のコメントの提出を求める。また、作品が長大な場合には事前にプリントを配布し、予習を求めることもある(課題にあてる)。 |
評価方法 | 定期試験を実施するが、授業参加度および講義内での課題提出も以下の通り評価に含める。 ・定期試験60% ・授業参加度20% ・課題20% |
テキスト | 講義プリントを配布して進める。 |
その他 |