南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
横山 輝雄
他の科目との関連
履修対象学科
副題 社会の中の科学
授業概要 科学・技術は、社会構造を変え、人間の生活を大きく変化させてきた。しかし、科学・技術の発達は、戦争における殺傷能力を強化し、環境破壊の一端を担うなど負の面ももっている。地球環境問題や生態系の危機のように、人類の未来に大きな影響を科学・技術は与えている。科学・技術の起源と歴史をたどりながら、科学・技術と社会の関係がどのような変遷をたどって現在にいたっているかを検討する。
学修目標 科学・技術がもとは別のものであったが、19世紀以降結びついて現在にいたった経緯を知り、現在のさまざまな問題のなかで、科学者・技術者と一般市民がどのように関係するべきかを理解することが学修目標である。
授業計画 1.科学・技術と現代社会
2.科学の起源
3.技術の起源
4.中世の産業革命
5.近代科学の成立
6.産業革命と科学・技術
7.科学者、技術者の登場
8.アメリカ型大量生産システムの誕生
9.科学の企業化
10.人類と核
11.地球環境問題
12.生命科学・情報科学をめぐる問題
13.科学・技術と倫理問題
14.科学者・技術者と市民
15.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 1.授業の前準備として、他の科目で学んだ関連事項を復習しておくこと。
2.第2週以降は、上の【授業計画】を参照して、テキストの該当部分の予習をしておくこと。
評価方法 定期試験による。
テキスト
その他