南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
西 経一
他の科目との関連 AとBは同一年度に履修すること。
履修対象学科
副題
授業概要  宗教科教育法Aは、同じ受講者が秋学期開講予定の宗教科教育法Bを受講することを前提として構成されている。宗教科教育法Bは、受講者自身による教案作成とその教案に基づく模擬授業の実践およびそれに対する相互評価批評からなる具体的実践的指導である。これは教育実習および将来の教育実践に備えるものであるが、その宗教科教育法Bへの前提として宗教科教育法Aでは、総論として宗教の特性と宗教教育、宗教教育と教科としての宗教科教育との相違、授業教案の作成法、および聖書テキスト、仏教経典、神道文類を用いた授業教案を具体的に例示する。あわせて、宗教行事の事例とその指導法について講義する。ただしこれはカトリックの宗教行事に限る。
学修目標 宗教科教育の実践能力を身につけること。
授業計画 1.宗教の特性と宗教教育(1) 
  人間にのみすぐれて与えられている能力に対応している宗教現象について
2.宗教の特性と宗教教育(2)
  人間存在独自のあり方に対応している宗教現象について
3.宗教の特性と宗教教育(3)
  愛と宗教現象との関連について
4.「宗教教育」と「教科としての宗教科教育」との相違について
5.授業教案作成法
  いわゆる「本時の目標」の設定からはじめて、導入、展開、まとめからなる授業教案
  の作成について
6.聖書テキストに基づく教案の事例研究 (1)福音書
7.同上                (2)福音書
8.同上                (3)使徒行伝 
9.同上                (4)旧約聖書
10.仏教経典に基づく教案の事例研究   (1)阿含経
11.同上                (2)選択本願念仏集および歎異抄
12.神道文類に基づく教案の事例研究      賀茂祭における御阿礼の神事
13.現代社会と宗教と関連に基づく教案の事例研究   
14.宗教行事の事例研究         (1)祈りの意味と祈りの所作指導について
15.同上                (2)クリスマス行事その他
授業時間外の学習(準備学習など) 授業終了毎に適宜指示する。
評価方法 評定評価はレポートによる。(出欠は学則に基づく)
テキスト
その他