20061 福祉論
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
2〜4 |
|
葛西 修 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | −幸せとは何かを福祉の立場で考察する− |
授業概要 | 本講では、幸せとは何かを問題提起し、考察し解決方法を探ることを目指す。 |
学修目標 | 私達に身近な社会福祉について総合的に理解すること。 |
授業計画 | 人は、この世に生を授かり、死ぬまでの間に様々な経験をする 幼児期では両親との接し方、小学・中学では友人関係、高校、大学では正義感、サークル、ボランティア、学業、宗教、恋愛等、就職して、職場の人間関係、労働問題、社会人としての繋がり、恋愛、結婚、妊娠、子供の養育、父、母の役割、余暇の過ごし方、様々な価値感との遭遇、老後においては病気、そして死生観との出会と死。 その間一貫して必要なことは、人々の交流、そして財政的な裏付けである。 生活の支えとなる財源的裏付けは多くは労働による賃金である。 その労働が失業、病気、事故等により中断又は喪失した場合、従来の日本では、大家族のもとに家族、あるいは親類で相互援助していた。しかし産業の発展に伴い労働力が農村から大都市に移動した結果、従来の家族制度は一部を除き崩壊したため、事故等の時、家族、親類で支え合うことが困難になってきた。 そこに社会福祉が登場する由来が有る。 人は一人で生きていけず、平凡な道はなく、様々の障害に遭遇する。 そんな時に支えになるのが人々の繋がりであり、社会的な保障である。 現代社会のライフスタイルは極めて多様である。 21世紀の社会のキーワードは「少産」「少死」「高齢化」で有るといわれている。 そこで本講義は出来るだけ福祉を見近に、考察する為に以下講義すると共に本学の特徴であるキリスト教的社会福祉についても考察を深めたい 1、 ライフサイクルの考察 2、 社会福祉の概念、定義について 3、 社会福祉の動向 4、 女性と社会福祉 5、 児童と社会福祉 6、 障害者と社会福祉 7〜8、生活困窮者と社会福祉 9〜10、高齢者と社会福祉 11、 介護保険 12、 病気と社会福祉 13、 キリスト教的社会福祉の考察 14、 消費税と社会保障 15、 今後の課題 を柱に講義を進めたい 講義は基本的に上記講義内容を進めるが学生の理解度、関心度を見ながら 1、応募学生数によるが、出来るだけ主体的に自分の頭で考え、自分の言葉で話す学生になるようにグループワークによる講義を進める予定。 2、障害の体験講義 3、ビデオによる講義 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 事前に配布した資料必読 |
評価方法 | 試験50%、授業参加度50% |
テキスト | 当方で用意する 【学外授業】1、視力障害の状態で学校周辺のコンビニ等にいく 2、2〜4回目の講義 3、費用負担なし |
その他 |