南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
4
担当者
l口 吉隆
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題  性と生命倫理
授業概要  キリスト教倫理の原則を学びながら、人間の性と生命倫理の諸問題の中からテーマを選択し、適当な文献を読み、その内容を互いに紹介する。一定の人物による論題や一つの論題についての諸見解を知ることによって、倫理的諸問題に対する自分の批判的見解を養うようにする。学生は具体的テーマとして、例えば性と愛、人工授精と体外受精、結婚と離婚、安楽死と尊厳死、臓器移植や遺伝子操作などについて研究発表する。
学修目標  学生は具体的な問題提起から研究領域を見定めて研究テーマを設定し、問題点をしぼりこめるように、また倫理問題をどのようにキリスト教の視点から解明できるかの方法を身につけるようにする。
授業計画  各学生は自分の選んだテーマまたは人物による参考文献を収集する。厳選した文献を読み、まとめた後、数回の発表を行う。発表に対して相互の意見を交換し積極的に討論に参加することを望む。発表時には必ず要点をまとめて配布する。異なるテーマについても他の学生の発表により自分の取り扱わない問題または関連する問題についても学ぶことができる。
1−2回:各学生が研究テーマを選ぶために、性と生命倫理の課題についてのガイダンス。
1−4回:各学生が選んだテーマに関する文献紹介と検索による研究文献収集。
5−6回:学生が収集した文献の講読と発表の要旨作成および発表に向けての指導。
7−11回:各学生の研究発表と質疑および討論。
12−14回:研究発表と討論を経ての論文作成の最終的指導。
15回:反省とまとめ。
授業時間外の学習(準備学習など) 自選した参考図書を読み、内容を要約し発表の準備をすること。
評価方法  授業への積極的参加20%と研究発表30%および最終レポート50%により評価する。
テキスト
その他