21394 日本キリスト教史
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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三好 千春 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | ザビエルから現代まで |
授業概要 | 本講義は、1549年、フランシスコ・ザビエルが来日して、日本人が初めてキリスト教に出会った時から、弾圧と迫害の時期を超えて1865年に「復活」し、国家神道下での苦しい時代を経て現代に生きる、日本におけるキリスト教の歴史を概観する。 重点はカトリック教会であるが、明治以後はプロテスタントやロシア正教会にも目を配り、日本とキリスト教の関係性を考察してみたい。 |
学修目標 | 本講義は、日本キリスト教史入門として位置付けられる。したがって、学生には、日本キリスト教史の概観とその特徴、問題点を理解することが求められている。 【講義計画】1 大航海時代 2 イエズス会 3 フランシスコ・ザビエルと日本 4 アレッサンドロ・ヴァリニャーノ 5 日本社会とキリスト教 6 キリスト教弾圧と迫害 7 島原の乱 8 潜伏キリシタン 9 「キリシタンの復活」 10 明治のキリスト教 11 国家とキリスト教 12 戦時下のキリスト教 13 戦後日本とキリスト教 14 現代日本におけるキリスト教 15 まとめ |
授業計画 | |
授業時間外の学習(準備学習など) | 講義時間中に小テストを行うので、前回の話の内容を事前に復習しておくこと。 |
評価方法 | 講義中小テスト40% 期末レポート60% |
テキスト | 参考図書として、五野井隆史『日本キリスト教史』(吉川弘文館 1990) |
その他 | 受講生数によって授業の展開を変更する可能性がある。少人数の場合は学生による発表をしてもらう予定。その場合の評価基準は、発表30% 期末レポート30%となる。 |