南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
青山 幹哉
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題  史料から読む中世武士社会
授業概要  歴史的事象は、それが資料(テキスト)化されて、初めて認識可能な対象となる。本演習では、公武二元体制下にあった鎌倉時代に焦点を定め、鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』をテキストとし、その読解を通して鎌倉武士社会の特質を考察する。
学修目標  日本史学の理論と方法について学び、具体的な課題を探求することによって、中世武士社会の特質を理解する。
授業計画  Iでは、受講生による『吾妻鏡』の輪読を基本とする。
 1.  オリエンテーション
 2〜14.テキストの講読および課題についての研究発表
 15.  総括

 IIでは、引き続き『吾妻鏡』の輪読を進めながら、そこからテーマを広げ、関連する学術論文を読む。
 1〜12.テキストの講読および論文についての研究発表
 13〜14.受講生各自の関心テーマについての報告
 15.  総括
授業時間外の学習(準備学習など)  毎回テキスト1〜2ページ分を予習し、かつ担当分の課題・論文について、充分な時間をかけて調査してくること。
評価方法 授業態度30%、報告・発表30%、質疑応答20%、期末レポート20%で評価する。
テキスト 配付する。
その他