22125 人類文化学演習I,II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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黒沢 浩 |
他の科目との関連 | 考古学実習I、IIを受講することが望ましい。 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 農耕社会の考古学/博物館の諸課題 |
授業概要 | 本演習では、考古学と博物館学を学ぶ。 考古学については、日本列島において水稲農耕が導入されて農耕社会が確立し、国家が形成されるまでの時代を対象とする。春学期は、そのためのテキストとして、考古学的方法によって弥生時代以降の歴史叙述を行った代表的な著作といえる近藤義郎氏の『前方後円墳の時代』を用い、それを読みながら考古資料による過去の再構成がいかにして可能かを考えていくことにする。 博物館学では、今日の博物館が抱える課題——例えば、展示における様々な表象、資料の収集の正当性など、について取り上げる。特定のテキストは決めないが、テーマによって講読すべき文献を指示していく。 秋学期も、考古学と博物館の2つをテーマとして進める。考古学では、特定のテーマ(例えば「土器」など)を設定し、それについて多角的な視点で考えることを学んでいくようにしたい。 また、博物館に関する研究では、実際の博物館展示をフィールドワークしながら、日本の博物館の展示のもつ課題について議論していきたい。 なお、本演習では読むこと・書くこと・考えること・調べることに加え、人に伝えるプレゼンテーションといったトレーニングも重視し、発表に際してはパワー・ポイントなども活用していく。また、あわせて遺跡見学なども適宜行なう。 |
学修目標 | 考古学と博物館学の基本的な方法論を身につける。その上で、各自のテーマに関する研究史を学び、4年次の研究プロジェクト論文への準備とする。 |
授業計画 | 春学期 1.春学期の授業の説明等 2〜14.近藤義郎『前方後円墳の時代』の講読/博物館の諸課題について 15.まとめ 秋学期 1.秋学期の授業の説明 2〜14.研究発表と指導 15.まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.遺跡の見学、遺物の観察を行うこと 2.博物館へ行くこと 3.発表のための事前準備をすること |
評価方法 | 授業参加度70%、レポート30%によって評価する。 |
テキスト | |
その他 | 考古学実習I・IIを受講することが望ましい。 |