南山大学

 
指定
期間
通年+夏期前半
単位
年次
2〜4
担当者
石原美奈子
他の科目との関連 初登録の学生はI2に登録すること
他学科履修 人間文化研究科人類学専攻生のみ可
副題
授業概要  文化人類学の特徴は、文献研究の成果と自分自身の現地調査による資料をつきあわせ、研究の新たな局面を切り開くことにある。この授業では、まず文献研究によって調査地とテーマを絞り込み、テーマに適した調査方法を学び、その後全員で短期間の実地調査を行う。さらに現地調査で得た資料と先行研究の成果をつきあわせ、討論・分析を行い、共同で調査報告書をまとめる。
学修目標  文化人類学では、ある特定の地域に一定期間住み込みフィールドワークを実施する。調査者は住民へのインタビューを行い、自身も住民の様々な活動に参加しながら観察を行う。また、フィールドワークを行う前には関連情報を収集し、調査後にはその結果を報告書にまとめる。
 本授業では、履修者に実際にフィールドワークとそれに伴う様々な作業を体験してもらい、文化人類学に欠かすことのできないフィールドワークという方法論を学ぶ。
授業計画 「地元で人類学」をテーマに、履習生があたり前の生活環境として受けとめている「地元」の再認識・再発見を目ざして調査を行なう。
1.自己紹介、班分け、調査地選定
2.調査地に関する文献収集
3〜14.調査地に関する文献の読み込み、発表
15.調査計画発表
夏期の調査実習を経て、秋学期は報告書作成に向けて、レポートを発表していく。
1〜14.レポート発表と検討
15.報告書編集作業
授業時間外の学習(準備学習など)  図書館やインターネットで資料を集めたり、インフォーマントとアポをとり、インタビューを行なう等の作業が必要となる。
評価方法  授業参加度50%+最終報告レポート50%
テキスト
その他 『むらの社会を研究する』『むらの資源を研究する』など。