22632 人類文化学特殊講義(アフリカの社会人類学)
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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石原 美奈子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | ヨーロッパ人は、アフリカ諸国を植民地支配するにあたり、アフリカの人々がどのような社会や文化をもっているのかについて関心を寄せた。そこで20世紀前半、多くの社会人類学者がアフリカで調査をおこない、数多くの民族誌を編んできた。授業では、主に20世紀半ばまでアフリカで調査研究を行った人類学者とその民族誌を紹介し、それらが社会/文化人類学の発展にどのように貢献したのかについて考えていきたい。 |
学修目標 | 20世紀半ばまでアフリカで調査研究を行った社会人類学者の業績は、英国の社会人類学の発展に大きく貢献した。この時代、どのような社会人類学者が、どのような観点からどのような民族誌を著し、それが社会人類学の発展にどのように貢献したのか、について理解を深める。 |
授業計画 | 1.植民地支配と社会人類学 2.エヴァンズ=プリチャード 3.ヌアーの民族誌(1) 4.ヌアーの民族誌(2) 5.アザンデの民族誌 6.オードリー・リチャーズ 7.ベンバの民族誌 8.マックス・グラックマンとマンチェスター学派 9.ヴィクター・ターナー 10.ンデンブの民族誌 11.メアリー・ダグラス 12.レレの民族誌 13.アブナー・コーエン 14.ハウサの民族誌 15.まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業でとりあげる民族誌と関連する(日本語による)論文を事前に紹介するので、それをあらかじめ読んでおくことが望ましい。 |
評価方法 | 筆記試験 |
テキスト | エヴァンズ=プリチャード『ヌアー族』など。 |
その他 |