23112 心理人間学演習I,II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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3 |
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川浦佐知子 |
他の科目との関連 | 「質的研究法」(秋)を受講すること |
他学科履修 | 不可 |
副題 | アイデンティティ研究ゼミ |
授業概要 | 本演習では「アイデンティティ」を主要テーマとし、“自己”をどう定義づけるか、帰属感をめぐる問題、“自己”をどう社会、世界、歴史の中に位置づけるかといった問いに、質的研究法を用いてアプローチする。心理人間学演習Iでは、文献講読、文献研究を通して各自、研究における問題設定を行い、IIではインタビュー調査の実施、データの分析を行う。尚、インタビューの進め方、データ分析は、「質的研究法」を受講することで習得すること。(演習と平行して3年次に受講することが望ましい)。ゼミにおいては互いにフィードバックをしながら、各自の研究を研鑚することが望まれる。 |
学修目標 | 1.自分のもつ疑問、興味を、研究可能なテーマ、課題へと置きかえるプロセスを体得する。 2.自分のプロジェクトを計画、推進する力をつける。 3.レポート作成、プレゼンテーションを通して自分の考えを伝達するスキルを育てる。 ・文章作成、再読、構成、再構成という過程を習得する。 ・自分の論の進め方が読む人、あるいは聴く人に充分理解されるよう、構成力をつける。 4.既存する文献、研究を建設的に批判、検討する力をつける。 |
授業計画 | <春学期> (1) 発達理論におけるアイデンティティ (2) アイデンティティの社会的側面 (3) 社会構築主義とアイデンティティ (4) アイデンティティと歴史 (5) 論文の全体構成と文献研究:文献研究の書き方 (6)〜⑪ プレゼンテーション:文献研究発表 ⑫ 研究プロセスとその流れ ⑬ データ収集へ向けて ⑭ 「文献研究—データ収集・分析—研究考察・結論」の関連 ⑮ 春学期まとめ <秋学期> (1) アイデンティティとナラティブ (2) 研究深化のためのノート・テイキング (3) 研究深化のための資料収集 (4) 質的研究批評(1) (5) 質的研究批評(2) (6) 質的研究批評(3) (7) インタビュー逐語検討(1) (8) インタビュー逐語検討(2) (9)〜⑬ プレゼンテーション:分析発表 ⑭ インタビューをふりかえって ⑮ 秋学期まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | ・授業に先立ち、課題図書、配布資料をよく読んでおくこと。 |
評価方法 | ゼミ参加度(10%)、課題(20%)、プレゼンテーション(40%)、最終レポート(30%)に基づく総合評価 |
テキスト | |
その他 | 3年次秋学期に「質的研究法」を受講すること。 |