南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
中村 和彦
他の科目との関連 人間関係プロセス論(グループプロセス)、人間関係フィールドワークI・II、心理測定法、人間関係トレーニングを履修していることが望ましい
他学科履修 不可
副題 応用行動科学
授業概要  各自が応用行動科学に関連した,現場変革をするための研究テーマをもち,変革テーマにそった諸理論の検討,データの収集,行動(介入)計画とその実践,実践の結果の評価,というアクションリサーチのサイクルを試みた上で,研究レポートの作成を行う。
学修目標  対人関係/グループ/組織/コミュニティの変革に向けて働きかける力を養うとともに、それを客観的に分析・評価し、報告するスキルを養う。そのために,理論と実践をつなげるためのアクションリサーチ法について理解を深める。また、話し合いを促進するファシリテーションについて学ぶ。
授業計画  まず,アクションリサーチ法についての理解を深める。次に,各自で変革課題を確定し,変革に向けてのリサーチを以下のステップで行う。最終的に,報告書の作成を行う。年間を通じた授業計画は以下の通りである。
心理人間学演習I(春学期)
1〜2.アクションリサーチの理解
3〜4.インタビュー調査、観察法について
5〜6.ゼミ内でのアクションリサーチの各チームでの計画
7〜10.各チームによるアクションの実施
11〜12.データ分析、プレゼンテーションの準備
13〜14. 結果のプレゼンテーション(各チームより)
15.まとめ
心理人間学演習II(秋学期)
1.アクションリサーチの理解をより深める
2〜6.4年次のアクションリサーチの進捗状況を聴く
7〜9.アクションリサーチに関する学習、文献研究、組織開発について
10〜14.アクションリサーチの進捗状況の発表
15.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など)  春学期には、授業外の時間に各チームで集まり、アクションリサーチの計画や結果の分析を行う必要がある。秋学期には、それぞれが取り組むアクションリサーチの準備や計画を授業時間外で行う必要がある。
評価方法  授業参加度(30%)、チームでのアクションリサーチおよび全体でのディスカッションへの貢献(20%)、提出された課題内容(50%)により評価する。
テキスト
その他