南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
中島 葉子
他の科目との関連
他学科履修
副題 社会階層・逸脱・エスニシティ
授業概要  社会学的視点とは何かを説明したうえで、(1)学力・学歴・社会階層、 (2)規範と逸脱、(3)エスニシティと多文化教育を具体的テーマとして取りあげ、データを提示しながら諸理論を概説していく。
学修目標 1.社会学的な「社会」の捉え方を理解する。
2.データから教育を読み解く視点を養う。
3.社会移動と学校教育との関係について理解する。
4.文化的再生産論について理解し、現代の格差社会のメカニズムを考察する。
5.逸脱と社会化の関係について理解する。
6. 逸脱を分析する視点を理解する。
7. エスニシティの視点から学校教育の課題と可能性を考察する。
授業計画 1.イントロダクション:社会学という視点
2.学校の社会的機能とその批判
3.教育と社会階層(1)−学力とは
4.教育と社会階層(2)−学歴社会
5.教育と社会階層(3)−学力・学歴と社会階層
6.教育と社会階層(4)−教育の再生産論1
7.教育と社会階層(5)−教育の再生産論2
8.逸脱を問う(1)−数字で見る逸脱
9.逸脱を問う(2)−規範と逸脱
10.逸脱を問う(3)−逸脱への視点
11.教育とエスニシティ(1)−義務教育とエスニシティ
12.教育とエスニシティ(2)−現代社会と移民
13.教育とエスニシティ(3)−「日本人」という境界
14.教育とエスニシティ(4)−多文化教育
15.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 1.毎回の講義に対して意見、感想を書くこと。
2.配付される資料に挙げられた文献を読み、授業内容への理解を深めること。
評価方法 毎回の講義後の感想カード20%、定期試験80%により評価する。
テキスト 特に用いない。参考書は講義時に指示。
その他