23356 教育社会史
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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林 雅代 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 子ども・家族の変化と教育の制度化 |
授業概要 | 社会における子どもに対する見方や子どもの教育のあり方は、人口変動や産業構造の変化、近代国家の形成などの諸変化とともに移り変わってきている。具体的な人物のライフコースにおける教育のあり方を取り上げながら、子どもや家族の社会史の観点に立って、現代の教育の制度化と、それが与えた影響について考察する。 |
学修目標 | 具体的な歴史上の人物を取り上げながら、それらの人物が活動した時代の社会状況について理解を深めるとともに、制度化された教育を通じたキャリア形成という今日的なパターンが、どのように形成されていったのかを理解する。 |
授業計画 | (1) イントロダクション (2) 幕末・明治維新期の社会と社会移動 (3) 立身出世主義の系譜 (4) 江戸時代の遺産と学問 (5) 「学問のすゝめ」と幕末維新 (6) 公教育の成立と社会階層 (7) 学制下の人々 (8) 学歴主義の成立(1):学校教育と人材選抜システムの接続 (9) 学歴主義の成立(2):学校体系の整備 (10)学歴主義の下での学歴ノン・エリート (11)学歴主義と専門家養成 (12)学歴主義の拡大とその影響 (13)女子教育と女性の生き方 (14)受験競争と家族 (15)まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 日本近代史の基礎知識を確認しておくこと。毎日の授業の復習をし、次回に備えておくこと。 |
評価方法 | 定期試験(80%)(論述式、参照物不可)、授業時の小レポート(20%)による。 |
テキスト | 特に指定しない。プリント資料を配付し、参考文献を随時提示する予定。 |
その他 |