南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
グラバア俊子
他の科目との関連 「ボディワーク(自己の象徴としてのからだ)」(隔年開講)と合わせて受講することが望ましい
他学科履修
副題 からだを通しての自己成長:未来を切り拓くからだ
授業概要 からだを通して、一人ひとりが自己成長の指針を得る。それと同時に、いのちの場である今生きているからだを捉え、からだと社会・環境との相互影響関係を考察することにより、からだをいのちの豊かさへの羅針盤として、一人ひとりが未来に向けて一歩踏み出すことをめざす。毎週2コマ続きで行う。
学修目標 1.からだを取り巻く現状を理解する
2.ボディワークの基本仮説である「自己の象徴としてのからだ」の体験的理解を深め、自分のライフスタイルに生かす力をつける
3.認識の基礎である自己の五感の用い方を意識化し、認識のアンテナを磨く
授業計画 1.からだを取り囲む環境に目を向け、いのちの置かれている現状を直視する
2.生命誕生、いのちを育むからだ:妊娠と出産
3.人間関係とからだ、関わるからだ:性
4.生命場としてのからだ、いのちを守り成長するからだ:食育(免疫システムをサポートする食事)
5.身体的自己に対するホリスティックな視点:自己のバランスを取る
6.心身のバランスを取る:リラクゼーション
7.身体再統合実習(学外講師)
8.人間の持つ三つの叡智:頭の叡智・こころの叡智・からだの叡智
9.五感の教育:自分の五感の用い方に気づく
10.五感の教育:五感異常
11.自律的に生きるからだ:フェルデンクライス・メッソド(学外講師)
12.五感の教育:五感を磨く(1)
13.五感の教育:五感を磨く(2)
14.成長の場としてのからだ:リラクゼーション、メディテーション
15.からだを通しての自己成長の方向性を確かめる(ボディ・イメージ)
授業時間外の学習(準備学習など) なし
評価方法 毎週課されるボディ&フィーリング・ダイアリーとその他の提出物(20%)、授業参加度(40%)、最終レポート(40%)で評価する。PF方式で行う。
テキスト グラバア俊子「新・ボディワークのすすめ‐からだの叡智が語る 私・いのち・未来」創元社
その他 ・「ボディワーク(自己の象徴としてのからだ)」と「ボディワーク(未来を切り拓くからだ)」はそれぞれ隔年ごとに開かれる。両科目を合わせて受講することが望ましい。