南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3〜4
担当者
林 雅代
他の科目との関連
他学科履修
副題 教育言説を読む
授業概要 現在の私たちが抱えるさまざまな教育問題に関する言説を取り上げ、それらを批判的に論じた文献を講読しながら、教育問題のとらえ方についての理解を深める。
学修目標 教育問題に関する人々の語り方を「言説」ととらえる発想や、具体的な諸問題の論じ方・論じられ方について検討することで、教育現象をより多角的に見る見方を身につける。
授業計画 授業計画はおおよそ以下のとおりであるが、受講者の状況等に鑑み、授業初回に詳細を説明する。
(1)イントロダクション
(2)・(3)教育問題に対する実証主義的アプローチと構築主義的アプローチ(講義)
(4)〜(14)文献講読
(15)まとめと最終レポートについて
受講者の興味関心も取り入れながら、教育問題として、いくつかのトピックを取り上げ、実証主義的なアプローチと構築主義的なアプローチの文献をそれぞれ講読し、プレゼンテーションやディスカッションを行う(トピックに関するビデオ鑑賞なども取り入れる予定である)。最終的には、各自関心のある教育問題を取り上げ、レポートを作成する。
授業時間外の学習(準備学習など) 指定された文献を読み、授業でのディスカッションに備えること。発表担当のときには、発表レジュメを作成して準備すること。
評価方法 授業参加度(40%)、発表の内容(30%)、最終レポート(30%)。
テキスト 今津孝次郎・樋田大二郎編『続・教育言説をどう読むか』(新曜社、2010年、定価は2,700円)。その他の関連する文献資料は、授業時に配布する。
その他