南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
土谷 薫
他の科目との関連
他学科履修
副題 「からだ」と「ことば」のレッスン
授業概要  様々な制約によって硬直したからだを、からだとことばによる表現によって、より柔軟なものへと変化させる技法を身につけることで、人間理解の深化をはかる。
学修目標  実習—からだとことばのレッスン—を通して、自分のからだ、こえ、ことばの変化を体験する。
授業計画 1)1〜4.「からだ」への気づき−からだの内なる感覚に気づく−
 ・習慣化された「からだ」に気づく
 ・身構えに気づく
 ・人に触れ切れない自分に気づく
2)5〜8.「声」と「からだ」を耕す−からだのゆらしを中心に−
 ・安らぐこと
 ・イキ(息)を深くすること
3)9〜13.声を育てる−声とことばのレッスン−
 ・他者へ呼びかける、働きかけることば−actionとしてのことば
 ・日本語の発声、発語
 ・うた、せりふによる表現
4)14〜15.劇曲の上演・まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 上演に際し、上演日の前日に舞台作りと最終稽古を予定(日時は初回の授業時に知らせます)
評価方法 1)「からだ」と「ことば」がどれだけ豊かに変化したかを観察する。
2)レポートによる理解の深さの判定
PF方式で評価する。
授業参加度70%、レポート30%で評価する。
テキスト 竹内敏晴『「からだ」と「ことば」のレッスン』『日本語のレッスン』
『ことばが劈かれるとき』他
メルロ=ポンティ『知覚の現象学』等
その他