南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
細谷 博
他の科目との関連
他学科履修
副題 〈読むこと〉と〈問うこと〉
授業概要  様々な人間と世界を描き、生の持続や断絶の感触をいきいきとあらわした近代・現代文学のすぐれた表現を読解し分析することによって、〈人間理解のかたち〉としての文学をあらためて見出し、その現代における意義を考察する。
 〈恋愛〉の猛威と〈その後〉を描いた夏目漱石の『それから』と『門』を対象として、映画化作品と比較し、他の作家・作品にもふれつつ、文学における〈読むこと〉そして〈問うこと〉の奥行きと可能性をさぐる。
学修目標  自分の読み方の問題点を点検しつつ着実な鑑賞力を磨き、多様な解釈を試み、検討することのできる柔軟な思考力と、つよく問いかける力を身につけることを目標とする。
授業計画 1.導入 〈読み〉の意識化について
2.作品の読解分析、批評
3.作品の読解分析、批評
4.作品の読解分析、批評
5.作品の読解分析、批評
6.作品の読解分析、批評
7.作品の読解分析、批評
8.映画化作品との比較分析、批評
9.映画化作品との比較分析、批評
10.作品の読解分析、批評
11.作品の読解分析、批評
12.作品の読解分析、批評
13.作品の読解分析、批評
14.作品の読解分析、批評
15.まとめ

 授業時に「進行予定表」を配布する。
授業時間外の学習(準備学習など) 1.授業の前準備として、次回にやる部分を丁寧に読んでおくこと。
2.作品の全体をつかむために読み進めていくこと。
評価方法 定期試験により評価する。
テキスト 夏目漱石『明暗』新潮文庫
その他