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他の科目との関連
他学科履修	可
副題	中世の翻訳文学・和歌文学を読む
授業概要	中世の源氏学者・源光行の著作『蒙求和歌』を精読する。『蒙求和歌』とは、中国の幼年者向けの故事成語集『蒙求』から、故事を選んで和文に翻訳し、和歌を付したものである。鎌倉時代の学問の状況を知ることができ、中国文学の受容の具体例としても興味深い。古辞書・古注釈等、当時の資料を参照しつつ、講義一回につき、一首・二首程度の分量で、じっくりと読んでいく。今年度は冒頭の巻一「春の部」から読み進める。
学修目標	・日本文学の中に受容された中国文学の要素について知る。・漢籍・古辞書・古注釈等、中世文学に関連する分野の広がりを知る。・和歌解釈の方法を知り、和歌を鑑賞する力を養う。
授業計画	１．授業方法・作品概説２．〜14．『蒙求和歌』講読 15．まとめ
授業時間外の学習（準備学習など）	毎回の講義後に、感想・質問等のコメントの提出を求める。
評価方法	定期試験により評価するが、授業参加度も成績考慮の対象とする。・定期試験70％・授業参加度30％
テキスト	講義プリントを配布して進める。
その他