南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
鎌田 修
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要  たんに日本語の発音ができ、文法を知っているからといって日本語が話せるとは言えない。ここでは日本語の会話能力とは何かを真剣に論じ、それはどのように測定すべきで、また、会話能力を伸ばすためにはどのような学習・指導がなされるべきかを考え、さらに、その実践力も養う。また、日本語学習者の会話能力を研究することにより、それと同時に日本語そのものの会話とはどういうものかも考える。
学修目標 1.日本語教育的観点から日本語の口頭能力の測定概念と測定法を実践的に養う。
2.日本語学習者を対象に実際の測定を行なう。
3.日本語教育への応用を考える。
授業計画 1)日本語の口頭能力とは?
2)プロフィッシェンシーと口頭能力
3)口頭能力の測定とその方法:初級レベル
4)口頭能力の測定とその方法:中級レベル
5)口頭能力の測定とその方法:中級レベル
6)口頭能力の測定とその方法:上級レベル
7)口頭能力の測定とその方法:上級レベル
8)口頭能力の測定とその方法:超級レベル
9)口頭能力の測定とその方法:超級レベル
10)面接法以外の口頭能力測定:言語活動遂行能力
11)児童、自然習得者、母語話者の口頭能力
12)〜14)日本語教育・第2言語習得研究への応用
15)まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 授業内で扱う題材について、学内外の留学生の日本語を注意深く観察し、授業の内容と繋げて深く考察できるようにすること。
評価方法 授業参加度30%、プレゼンテーション30%、レポート40%
テキスト 牧野成一、鎌田修、山内博之他(2001)『ACTFL−OPI入門』(アルク)
鎌田修、嶋田和子、迫田久美子編著(2008)『プロフィシェンシーを育てる』(凡人社)
その他 プリント等