南山大学　シラバス検索用

指定	選必	期間	秋学期
単位	２	年次	1・2
担当者	日野水　憲

他の科目との関連	言語研究の基礎（文法論）、言語研究の基礎（言葉の機能）など
他学科履修	可
副題	新しい「言葉」をつくる
授業概要	言語学と言語、音声学と音韻論の違い、音韻論の基本概念、形態論の役割と位置づけ、形態論の基本概念、そして造語論といったテーマを取り上げ、具体例を基に学習していく。例は主に英語を用いるが、英語以外のヨーロッパの諸語や日本語をも援用するようにする。
学修目標	１．言語についてのいろいろな考え方があること、主立ったものがどのようなものかを考えること。２．言葉や言語学に関心を高めること。３．関連分野である音韻論の考え方を知ること。４．形態論の主要な概念を理解すること。５．形態論と統語論の関連について考えること。
授業計画	毎週一つのテーマを取り上げる。第一週　言語研究入門第二週　形態論と周辺分野の関連（形態論と音声学・音韻論）第三週　「語」とは。屈折と派生第四週〜第九週　派生：付加的新語派生第十週　複合語第十一週〜第十四週　非付加的新語構成第十五週　復習
授業時間外の学習（準備学習など）	（１）テキストの指定した箇所をよむこと。（２）講義で紹介した用語・概念を正しく把握しているかを復習すること。
評価方法	定期試験（一回）（60％）、課題・小テスト（不定期、数回）20％、授業参加（質疑応答など）20％
テキスト	竝木（並木）崇康（2009）『単語の構造の秘密日英語の造語法を探る』開拓社　言語・文化選書 14　東京：開拓社
その他	参考文献を薦めます。窪薗　晴夫　2002　『新語はこうして作られる』東京：岩波書店竝木　崇康　2009　『単語の構造の秘密　日英語の造語法を探る』東京：開拓社伊藤　たかね　2002　『語の仕組みと語構成』東京：研究社