40051 思想研究の基礎
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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角田 哲康 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 思想研究入門 |
授業概要 | 思想とは、あるひとまたはある民族が考えたことの発露であるとすれば、それが通時的に集積したものが思想史であり、そこにはそのひとや民族のかたちが、「考える」という行為を通して読み取れるはずである。本講では、西欧、特にイベリア半島をフィールドとして様々な時代に様々なかたちで営まれた思想を取り上げて分析することで、その思想の核心にせまり、そこから普遍的なメッセージを汲み上げて、思想研究の一端にせまる。こうした中で、われわれ日本人の思想集積の一端にも言及したい。 |
学修目標 | 具体的な思想の分析を通して思想研究の基礎を学ぶとともに日本人の思想の特長を考える。 |
授業計画 | 1.「思想」について考える 2.ヨーロッパの成立 3.ヨーロッパ人の孤独について 4.二つの自由 5.イスラーム教思想、ユダヤ教思想、キリスト教思想の共存と葛藤 6.コルドバと学問 7.コルドバがヨーロッパ思想・文化形成に与えた影響について 8.中世と神 9.ルネッサンス再考 10.カトリックルネッサンス 11.科学と宗教 12.文化と思想の融合 13.現代思想の世界から 14.死生観をめぐって 15.日本的死生観と思想 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 事前に配布する資料に目を通し、指示された項目について調べておくこと。 また指示された文献について予習を行うこと。 |
評価方法 | 授業参加度50%、レポート50%で評価する。 |
テキスト | 各授業テーマに応じて資料を配付する。 |
その他 |