40955 国際法各論A
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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山形 英郎 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 国際法における個人 |
授業概要 | A国とB国の国境線。線と呼べるものは見られない。A国側に、国際A級スナイパーであるゴルゴ13(X:C国国民)が現れ、ライフルから弾丸を一発発射した。B国側にいるY(D国国民)から鮮血が流れ出した。Yの最後であった。さてXを処罰することができるのは、A国であろうか、B国であろうか、C国であろうか、それともD国であろうか。 |
学修目標 | 国際法における管轄権、とりわけ人的管轄権について学ぶことを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 国際的な犯罪発生 第2回 管轄権の基礎(102-103) 第3回 管轄権競合と国家主権(103-104、98-101) 第4回 犯罪人引き渡し(185-187) 第5回 テロ関連条約と引き渡し(188-190) 第6回 外交領事特権免除(90-97) 第7回 国家免除、元首・政府の長、軍隊に対する免除(104-106、88-89) 第8回 国籍と外交的保護権(169-171、254-256) 第9回 外国人の地位、難民(171-174、182-185) 第10回 最恵国待遇、国有化(194-196、200-201、207-211) 第11回 民族自決権、国際人権(74-77、207-208、174-178) 第12回 国内・国際実施措置(179-181) 第13回 国連による人権保障(178-179、181-182) 第14回 国際刑事裁判(190-193) 第15回 個人の法主体性(53-54、59-67) 第16回 定期試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業計画における(かっこ)内の数字は、教科書における該当ページである。事前に熟読しておくこと。教科書の順に講義を行うわけではないので、注意すること。 |
評価方法 | 定期試験 |
テキスト | 杉原高嶺編『コンサイス条約集』(三省堂)、松井芳郎他『国際法』(有斐閣Sシリーズ) |
その他 |