南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3
担当者
村杉 恵子
他の科目との関連 心理言語学
他学科履修 不可
副題  言語学・心理言語学
授業概要  人間言語の特性についての文法研究を行い、文法理論研究の基礎的な考え方についての理解を深める。特に、文法獲得の研究、失語症など言語障害、障害言語の産出・理解のメカニズムを中心として、人間が持つ文法能力の中身と、その発現の過程について、実証的理論的な考察をおこなう。題材としては、英語の文法現象を扱う。テキストに示された、個々の現象についての英語話者の文法獲得過程を、比較言語学的視点から捉え直し、普遍的な文法特性について考える。
学修目標  演習Iにおいては、言語学と心理言語学の基礎的知識を得ながら、言語を科学的に捉える方法について学ぶ。記述的妥当性と理論的(説明的)妥当性を満たす論考の方法論を、具体的な事例について学び、言語に在る普遍的特性のおもしろさを感じてほしい。
授業計画 1.イントロダクション
2.イントロダクション
3.統語論の基礎 I
4.統語論の基礎 II
5.ディスカッション
6.幼児の言語獲得研究の基礎 I
7.幼児の言語獲得研究の基礎 II
8.幼児の言語獲得研究の基礎 III
9.ディスカッション
10.理論と実証の結びつけ方 I
11.理論と実証の結びつけ方 II
12.ディスカッション
13.ディスカッション
14.ディスカッション
15.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 言語学関連ならびに発達心理学関連の授業に参加することが期待される。
評価方法  各学生の興味の応じ、言語に関する研究題材を選び、(1)先行研究を調査し、(2)仮説をたて、(3)データを採集、整理し、(4)文法倫理の枠組みで分析し、(5)論文としてまとめて提出する。
授業への参加(40%)レポート(60%)で評価する。
テキスト  授業時に指定する。
その他