南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
4
担当者
武田 悠一
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 小説の読み方/映画の見方
授業概要  「演習I・II」に引き続き、英米の小説と映画を取り上げて、小説の読み方、映画の見方を学ぶ。小説と映画を、その差異と同一性に注目しながら分析し、解釈し、批評すること、またそのために必要な知識と方法を身につけるための訓練をする。並行して、受講生は個々の関心に従い、研究テーマを設定し、必要な資料・文献を集め、批判的に検討し、一つの卒業論文にまとめる。
学修目標  小説と映画の具体的な作品分析を通じて、言葉や映像がどのようにして意味や効果を生み出しているのかを考え、文学や映画に限らず、わたしたちを取り巻くさまざまな文化現象を理解するための基本的な方法を習得することを目指す。
授業計画  Virginia Woolf, Orlando(小説)とSally Potter, Orlando(映画)を取り上げて、分析・解釈・批評しながら、精神分析批評、フェミニズム・ジェンダー批評、ポストコロニアル批評などの批評理論の基本的方法についても学ぶ。
1)イントロダクション
2)〜3)小説の読み方—方法論の導入
4)〜5)映画の見方—方法論の導入
6)〜8)小説の読み方—分析と批評
9)〜11)映画の見方—分析と批評
12)〜14)小説と映画—分析と批評
15)まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 最初の授業時に配布する授業予定にそって、授業で扱う文学作品と批評文献(最初の授業時にコピーを配布する)をあらかじめ読み、映画作品は前もって観ておくこと。
評価方法 レポート(50%)、発表の内容(50%)
テキスト 演習の中で指示する。
その他