南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
小西 章典
他の科目との関連
他学科履修
副題 イングランド喜(歌)劇の系譜
授業概要 この講義は、W・シェイクスピアからO・ワイルドまでのイングランド演劇を、喜(歌)劇の系譜という観点から考察します。それぞれの時代を代表するような作品をとりあげて、時代背景、上演環境、同時代の劇作家の作品などと関連づけながら、その演劇的特徴を分析して行きます。とりわけ、具体的な作品読解を重視して授業をすすめます。
学修目標 (1)演劇というジャンルに親しむ
(2)イングランド文化を学ぶ
(3)作品と映像の関係性について考える
授業計画 1.イントロダクション
2.初期近代:文学伝統としてのパストラル
3.初期近代:ウィリアム・シェイクスピア『お気に召すまま』を読む
4.初期近代:ロンドンと喜劇
5.初期近代:ベン・ジョンソン『錬金術師』を読む
6.王政復古期:風習喜劇と諷刺
7.王政復古期:ウィリアム・コングリーヴ『世の習い』を読む
8.蜷川幸雄版『お気に召すまま』を観る
9.18世紀:オペラとバーレスク
10.18世紀:ジョン・ゲイ『乞食オペラ』を読む
11.19世紀:メロドラマとはなにか?
12.19世紀:W・S・ギルバート&A・サリヴァン『ミカド』を読む
13.19世紀:喜劇の伝統について
14.19世紀:オスカー・ワイルド『真面目が肝心』を読む
15.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 授業で取り扱う作品(翻訳)を読み、「あらすじ」だけでも各自確認しておくこと。
評価方法 学期末の論述式テストにより評価します
テキスト プリントを使用します
その他