南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
板倉 厳一郎
他の科目との関連
他学科履修
副題 21st-Century British Fiction
授業概要 この授業では、2001年以降に発表された現代イギリス小説について学びます。最初は、ファンタジー作家フィリップ・プルマンの『ライラの冒険 黄金の羅針盤』や、キーラ・ナイトレー主演で映画化された『つぐない』の原作『贖罪』など、日本で比較的なじみのある作家を取り上げます。授業の運営方法ですが、4週でひとりの作家を扱います。最初の週では、映画化作品の情報やインタビュー映像などをまじえながら、 作家の紹介をします。次の2週で取り上げた作品の一部を読み、読み方のヒントなどを指示します。最後の週には、作品批評のポイントなどをまとめた“Book Review”を書いてもらいます。最後に簡単な個別指導をして、“Essay”(小論文)の作成に備えてもらいます。
学修目標 現代イギリス小説を批評するための知識(現代イギリス社会、イギリス小説の伝統、初歩的な批評理論など)を身につけ、さらにそれを英語で語るための英語表現を身につけることを目標とします。
授業計画 1.Introduction: Philip Pullman, His Dark Materials (1995-2000)
2.Ian McEwan, Atonement (2002)
3.Ian McEwan, Atonement (2002)
4.Ian McEwan, Atonement (2002)
5.Ian McEwan, Atonement (2002)
6.Sarah Waters, Fingersmith (2002)
7.Sarah Waters, Fingersmith (2002)
8.Sarah Waters, Fingersmith (2002)
9.Sarah Waters, Fingersmith (2002)
10.Zadie Smith, On Beauty (2005)
11.Zadie Smith, On Beauty (2005)
12.Zadie Smith, On Beauty (2005)
13.Zadie Smith, On Beauty (2005)
14.Revision
15.Essay Writing
授業時間外の学習(準備学習など) 次週のプリントに目を通し、特に小説作品からの引用は読んでおいてください(可能であれば、作品全体を読んでください)。気づいたことをメモして持ってくると、なおよいでしょう。
評価方法 授業参加度が60%、Essayが40%
テキスト プリント
その他 受講者数や受講者の希望に応じ、ディスカッションを取り入れたり、使用言語を英語だけにしたりするなどの対応を考えたいと思いますので、積極的に希望を言ってください。