41636 アメリカ経済特殊研究B
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3・4 |
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西村 貞雄 |
他の科目との関連 | 国際経済学の並行履修が望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 国際経済とアメリカ |
授業概要 | アメリカは戦後の国際経済体制の構造にきわめて重要な役割を果たし、自由な国際経済関係を志向する国際経済関係の構築を推進してきた。しかし、ヨーロッパや日本が経済復興を果たし、近年には途上国が急速な経済発展を実現する中、国際経済におけるアメリカの位置も大きく変化した。このような国際経済の流れを追いながら、アメリカの国際経済との相互関係を議論していく。 |
学修目標 | とくに今年度はアメリカ発の金融危機が国際経済にどのような影響をおよぼしつつあるかを理解することを目指す。 |
授業計画 | 以下のようなテーマについて講義することを予定している。(若干の変更はありうる。) 1−3.戦後の国際経済とアメリカ (1)戦後国際経済の出発-IMF、GATTとアメリカ (2)固定為替レート制度の崩壊とアメリカ経済 4−6.変動為替レートと通貨危機 (3)石油危機とその影響 (4)レーガノミクスとドルの高騰 (5)アメリカの経常収支赤字 7−9.アジアの経済危機とアメリカ (6)ニューエコノミーと国際経済 (7)アジアの経済危機 10−15.2008年の金融危機と国際経済への影響 (8)サブプライム問題 (9)金融危機の発生 (10)ヨーロッパ等への波及 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 全体が相互に関連し、理論的に難しい問題も多いので、単に言葉の理解にとどまらず、授業後その関連を理解するようにつとめること。 |
評価方法 | 定期試験の成績による。 |
テキスト | プリントを配布の予定。 |
その他 |