南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
森 千香子
他の科目との関連
他学科履修
副題 貧困を罰する−−新自由主義時代における都市下層の刑罰化とレイシズム
授業概要 新自由主義の論理が世界に浸透する中で、先進国とよばれる国々ではいくつかの感化できない変化が起きている。本講義では、これらの変化の中でも、近年増加する失業者やワーキングプア、移住労働者といった都市下層への対応がどのように変化したのかを概観し、その背景をレイシズムとの関係から考える。
学修目標 本講義では、ロイック・ヴァカン『貧困という監獄』、ならびにPierre Tevanian La mecanique racisteの読解を通じて、上記の問題についての考察を深め、今日の政策にある問題点について新しい観点からの検討をめざす。
授業計画 1.はじめに−−問題の所在
2.フランスとヨーロッパにおける社会政策と監獄政策の現状と変容(1)
3.フランスとヨーロッパにおける社会政策と監獄政策の現状と変容(2)
4.フランスとヨーロッパにおける社会政策と監獄政策の現状と変容(3)
5.フランスとヨーロッパにおける社会政策と監獄政策の現状と変容(4)
6.フランスとヨーロッパにおける社会政策と監獄政策の現状と変容(5)
7.フランスとヨーロッパにおける社会政策と監獄政策の現状と変容(6)
8.合衆国の政策がヨーロッパに及ぼした影響(1)
9.合衆国の政策がヨーロッパに及ぼした影響(2)
10.合衆国の政策がヨーロッパに及ぼした影響(3)
11.合衆国の政策がヨーロッパに及ぼした影響(4)
12.合衆国の政策がヨーロッパに及ぼした影響(5)
13.合衆国の政策がヨーロッパに及ぼした影響(6)
14.フランス文化政策の総括と新たな課題
15.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 授業の復習ならびに授業時間内に与えられた参考文献を読む
評価方法 期末試験が80%、中間レポートが20%
テキスト プリントを配布。参考文献は随時指示。
その他