43526 フランスの法制
|
選 |
|
秋学期 |
|
2 |
|
3・4 |
|
石井 三記 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | フランス法の歴史と現在 |
授業概要 | 近代日本の法制度はフランスの法制度をお手本として出発した。現在の法制度を広い視野から考察する意味においても、歴史的な源流としてのフランス法の理解は有意義であろう。授業では、フランスのニュース等も紹介しながら、フランスの法と社会を学んでいく。 |
学修目標 | フランスの法制度の基本的な成り立ちを歴史的に理解し、日本の法制度を広い視野から検討する参照枠を獲得する。 |
授業計画 | 1.オリエンテーション:講義全体の概要、参考文献、関連サイトの紹介 2.六法の源流としてのナポレオン諸法典 3.現行法としてのフランス人権宣言 4.第五共和制憲法までの憲法の歩み 5.第五共和制憲法の現在:パリテ法の理念と効果 6.フランスの司法制度の成り立ち 7.フランスの司法制度:ヴァーチャル見学の試み 8.フランスの法学教育と法曹養成 9.フランス民事法と法典化 10.フランス民事法:パックス法のインパクト 11.フランス刑事法の歴史的概観 12.フランス刑事法:陪審制について 13.ヨーロッパ統合の中でのフランス法 14.フランスの法と社会:最近のニュースを題材として 15.講義のまとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | いわゆる人権宣言の資料を配布し、レポートを課すことで、授業の前準備とする。 |
評価方法 | 定期試験が60%、平常点が40%(小テスト20%、レポート20%) |
テキスト | 教科書は用いないが、第1回授業時に参考文献等を紹介する。 |
その他 |