南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
太田 達也
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 外国語教育学(1)
授業概要 外国語教育学とは、外国語教育に関連する諸科学(第二言語習得研究、言語学、認知心理学、発達心理学、教育学、社会学、コミュニケーション学、等)との交点に構築されつつある比較的新しい学際的分野で、単に外国語教育に関する理論研究だけでなく、学習者と教師・社会・心理など、言葉のやりとりをめぐる実際的な活動を扱う学問であるが、春学期は特に言語政策、言語教育政策、ヨーロッパにおける言語教育などのテーマを取り上げながら、現代の外国語教育のあり方について議論する。講読文献は主にドイツ語で書かれたものを扱う。
学修目標 ドイツ語や日本語の文献講読およびディスカッションを通じ、外国語教育学の分野でどのような研究テーマがあるかについての知見を深めつつ、自分にとって興味深い研究対象を発見し、同時に研究手法を身につけることを目標とする。また、グループワーク、発表、レポート(卒論)執筆を通じて、プロジェクト遂行能力、プレゼンテーション能力、論文執筆能力を高めることも目指す。
授業計画 1.導入
2.〜4.日本における外国語教育、言語政策、言語教育政策(文献講読とディスカッション)
5.グループワーク発表(1)
6.〜8.「ヨーロッパ言語共通参照枠」について(文献講読とディスカッション)
9.卒論構想発表
10.〜13.これからの外国語教育に向けて(文献講読とディスカッション)
14.グループワーク発表(2)
15.最終ディスカッション
授業時間外の学習(準備学習など) 文献講読では予習が必要となる。また、授業内での発表の準備などの課外学習がある。適宜グループ学習も導入する。学期末にはレポートの課題を課す。4年次生には卒論指導もある。具体的な課題内容につい
ては、授業時に指示する。
評価方法 授業参加度(40%)・発表(20%)・レポート(40%)をもとに総合的に評価する。
テキスト 講読文献は授業時に配布する。
その他