44369 演習III, IV
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必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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4 |
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大竹 弘二 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | 今年度の演習では、主に20世紀ドイツにおけるマイノリティ・外国人問題を扱う。ドイツでは、20世紀前半、特にナチス期に、ユダヤ人をはじめ、シンティ・ロマ人、障害者、同性愛者といった少数派の人々に対する迫害が行われる一方、20世紀後半には、トルコ人をはじめとする外国人労働者や移民の増加が文化摩擦を生み出すなど、異質な他者との共生が常に大きな問題となってきた。こうしたテーマに関わる文献を読むことで、社会的な差別や排除、あるいは多文化社会といった問題について考察を深めていくことにする。 |
学修目標 | 現代ドイツの政治的・社会的トピックを知ると同時に、哲学・政治学・社会学の方法を用いてそれを理論的に把握できるようにする。自分で選んだ研究テーマに関連する文献を検索・収集し、その学習成果を発表する方法を習得する。また、集団での討議を通じて各々のテーマについての理解を深めるようにする。4年生は各自のテーマを卒論へまとめる。 |
授業計画 | 各人がそれぞれ興味のある論文やテーマを選択してレジュメを作成し、その内容を報告してもらう。その報告に基づいて皆で討論を行なう。 1.導入・役割分担 2.〜15.文献講読、および研究発表 詳細なスケジュールについては、履修者の人数や関心を見たうえで決定する。 |
授業時間外の学習(準備学習など) | すべての参加者は、授業で講読するテキストを必ず前もって読んでくること。 また、自分で選んだ研究テーマに関する文献や情報を、図書館等で積極的に収集・学習すること。 |
評価方法 | 授業への参加状況 60% レポート 40% |
テキスト | 授業の中で指示する。 |
その他 |