南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
SZIPPL Richard
他の科目との関連
他学科履修
副題  ドイツ近代史(18世紀〜19世のドイツ)
授業概要  19世紀のドイツの国家統一や勢力拡大、帝国主義などはヨーロッパの歴史だけではなく、世界の歴史にも大きな影響を及ぼしたものである。本講義の主なテーマとしては、ナショナリズムと統一の問題、自由主義と民主主義の発展、ドイツ帝国の成立とその政治的・社会的構造、国際関係などを取り上げげ、ドイツの近代史の流れを考察していく。
学修目標  講義では18世紀からドイツ帝国時代までのドイツの歩みをたどりながら、それぞれの時代の主な動きに焦点を合わせ、近代ドイツの成立とその歴史的な意味について理解を深めていく。
授業計画  講義では、次の順序で、18世紀からドイツ帝国時代までのドイツ史の主な動きを考える。
1.ドイツ史の概要
2.神聖ローマ帝国の構造、国境と民族の問題
3.プロイセンの興隆
4.フランス革命、ナポレオン帝国の影響
5.ウィーン体制、Vorm較z(3月革前期)
6.1848年の革命
7.革命後の反動期(政治の動き、プロイセンの経済成長、関税同盟)
8.ドイツの統一への道(プロイセンの憲法紛争、デンマーク戦争、普墺戦争)
9.ドイツの統一への道(普仏戦争とドイツ帝国の成立)
10.帝政ドイツの経済、政治
11.帝政ドイツの社会
12.帝政ドイツの国際関係(ビスマルク体制)
13.帝政ドイツの国際関係(ウィルヘルム時代のWeltpolitik[世界政策])
14.第一次世界大戦
15.帝政ドイツの崩壊
16.定期試験
授業時間外の学習(準備学習など) 最初の授業中に配布する「講義予定表」に指定されたテキストの部分を読んで予習しておくこと。
評価方法 学期中提出一回のレポート25%、定期試験75%によって評価する。
テキスト 若尾裕司/井上茂子 編著『近代ドイツの歴史—18世紀から現代まで—』ミネルヴァ書房
その他