南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
3
担当者
小林 寧子
他の科目との関連 「インドネシア社会研究」、「東南アジアイスラム研究」を併せて履修のこと
他学科履修 不可
副題 アジア近現代史の中の女性
授業概要 歴史書の中では見過ごされている女性の生活(仕事、育児、服装等)を通してアジア史を見直す。
学修目標 1.社会科学系の文献を精読する習慣を身につけ、「地域研究」に関する方法論を修得する。
2.現代社会で起きている問題に関心を払い、アジアと自分とのかかわりをいろんな角度から確認する。
3.自ら課題を見出し、探求する姿勢を養う。
4.他のゼミ生の発表からも学ぶ姿勢を養う。
授業計画 春学期
1.ゼミの運営、学び方について
2.植民地インドネシアの女性
3.—14.『モダンガールと植民地的近代』を輪読
1930年代の中国・朝鮮・台湾・日本について、当時の雑誌からそれぞれの地域の事情と女性が直面した問題を考える。
15週 まとめ
秋学期
1週 夏休み課題レポートの講評、卒論テーマの選定の準備について
2—14週 学生との話し合いで選定したテキストを輪読
15週 卒論テーマの選定
授業時間外の学習(準備学習など) 毎日新聞に目を通し、世の中の動きに関心を持つこと。また参考文献を提示するので、その中からできるだけ多くを読むこと。
評価方法 授業への参加度(授業で発表するレジュメ作成、討論への積極性)50%、レポート50%などで総合的に評価。
テキスト 伊藤るり・坂元ひろ子・バーロウ編『モダンガールと植民地的近代』岩波書店、2010年
その他