南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
原 不二夫
他の科目との関連 秋学期の「華人経済研究」
他学科履修
副題 東南アジアの華人社会
授業概要  東南アジアの華人社会形成の歴史的背景、過程、辛亥革命以後の中華民族意識の高揚、中国救国運動への積極参加、「大東亜戦争」期の日本の華僑政策、独立後の居住国帰族意識確立の過程を分析した後、現在の各国華人社会の状況、華人政党の役割等を探る。
学修目標  東南アジアの華人がどのような紆余曲折を経て、あるいは苦難を乗り越えて今日の社会を築いたか、日本はそれとどう関わったか、を提示することで、日本はアジアとどう向きあうべきかを理解する一助としたい。
授業計画 1 華人社会の形成
2 「華僑は革命の母」孫文
3・4 華人の抗日運動
5・6 「大東亜戦争」と華人
7 戦後の華人政党の出現と消滅
8 帰属意識の転換 I
9   〃     II
10 華人政党の政権参加
11 華人団体とその役割
12 華文教育
13 新聞・テレビ
14・15 まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 授業で提示する文献の講読
評価方法 期末レポート
テキスト 原『マラヤ華僑と中国──帰属意識転換過程の研究』(抜刷版)龍渓書舎2001年
その他