45761 中国近現代史研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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宮原 佳昭 |
他の科目との関連 | 東アジア国際政治史 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 近現代の中国における中央と地方 |
授業概要 | 広大な土地、多数の人口、多様な民族からなる中国においては、すべてが中央政府の主導によって動いてきたわけではない。現代中国の国内情勢を理解するうえでは、「中央と地方の関係」に対する視野を身につけておくことが肝要である。 この視野を養うためのアプローチとして、本講義では近現代の中国における政治・経済・教育などの歴史の流れを、中央と地方の関係に焦点を当てて講義する。 |
学修目標 | ・近現代の中国における重要事件や人物、各政権のイデオロギーを再確認する。 ・それぞれの事件や数字の表面的な丸暗記ではなく、根底にある中央と地方それぞれの論理とパワーバランスを理解する。 |
授業計画 | 1、ガイダンス —清朝の概要— 2〜3、清朝末期 ・清末の諸改革と地方 ・近代教育の導入と新たな「国民」像の模索 4〜5、北京政府期 ・議会政治の実施と終焉 ・「軍閥」割拠、連省自治 ・アメリカモデルへの学制改革とその過程 6〜8、南京国民政府期 ・中国国民党政権の政治体制 ・戦間期の経済発展 ・三民主義教育と郷村建設運動 9、日中戦争前後における政治体制の模索 10〜12、中華人民共和国(1)建国から1970年代後半 ・中国共産党政権の政治体制 ・大躍進政策 ・文化大革命とその背景 13〜14、中華人民共和国(2)改革開放以後 ・高度経済成長 ・民主化と第二次天安門事件 ・価値観の多様化と教育 15、まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 理解度や文章力を高めるため、定期試験の内容に関連する小レポートを不定期に課す。授業プリントや参考図書を見ながらまとめてほしい。 参考図書:久保亨・土田哲夫・高田幸男・井上久士『現代中国の歴史—両岸三地100年のあゆみ』(東京大学出版会、2008年)。 |
評価方法 | 授業参加度が20%、小レポート提出が20%、定期試験が60% |
テキスト | 毎回、授業プリントを配布する。 |
その他 |