南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
1
担当者
林 尚志
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 「開発援助のあり方」をさぐる
授業概要 この授業では、「日本の援助」を多様な視点から学ぶことを通じて、「援助のあり方」に対する考え方を深めることをめざします。まず春学期にテキストに基づいて援助に関する基礎知識を学んだのち、秋学期には、班対抗討論会を通じて「より望ましい援助」の実現に向けた“自分たちの改革案”を探っていきます。
学修目標 この授業では、(1)「途上国の貧困問題」や「開発援助」に関する基礎的な内容を理解するとともに、(2)広く経済・社会に関わるさまざまな問題に対する興味や関心を深めることを目標とします。
授業計画 1〜15.春学期:基礎知識の学習 ・・・ テキストの各章を班ごとに発表し、発展途上国の「貧困問題」と「開発援助」についての基礎知識を学びます。
16〜30.秋学期:班別討論会 ・・・ 班を再編成したのち、夏休みの各自の「書評」を出発点とし、班別に「日本の援助の“実績”vs.“問題”&“改革案”」をまとめて対抗討論会を行います。事前準備、討論論旨、チームワークの3点について優劣を競いながら、「援助のあり方」に対する考えを深めていきます。
授業時間外の学習(準備学習など) 予習レポートや新規文献レポートなどの授業準備課題が課されます。
評価方法 (1)発表・質問等、演習への参加姿勢、および(2)学期末のレポート課題、上記の授業準備課題など、各種の提出課題に基づいて評価を行います。 配点は、上記(1)を30%、上記(2)を70%とします。
テキスト 西垣昭、下村恭民、辻一人著、『開発援助の経済学:「共生の世界」と日本のODA』(第4版)
その他