51161 経済演習II
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林 順子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 日本経済史 |
授業概要 | このゼミは、歴史のなかに、現代経済の成り立ちや問題を探ることを目的とする。 現代社会は、先人たちの行動の積み重ねの上に成り立っている。現在の日本でも頻繁に取り上げられる、人口、環境、物流システム、情報化、物価などの諸問題は、近世に早くもその兆しが現れ始めた。 中部経済について言えば、今の発展を支えているモノ作りの源流は、江戸時代にさかのぼることができるが、それはこの地域の地理的環境と尾張徳川家による経済政策、さらに当時の市井の商人たちの経営努力に因るものである。一方、現在のこの地域の不況の原因のひとつも、その歴史のなかにあるといってよいだろう。 このゼミでは、論文の読解から始め、史料の読み方を学びつつ、日本経済史の全体的な流れをつかんでもらう。 |
学修目標 | (1)論文や史料を読み、理解することに慣れる。 (2)日本経済史の概要をつかむ |
授業計画 | <春学期> 1.オリエンテーション 2.図書館見学 3〜15.テキスト輪読。 オリエンテーション時にグループ分けをし、各グループに資料を与えるので、 毎回1グループが発表し、その後、グループ外のメンバーが質疑応答を行う。 <秋学期> 1〜15.テキスト輪読 途中で1回、図書館見学をする予定 |
授業時間外の学習(準備学習など) | (1)課題発表にあたったグループはその発表準備をすること。 (2)それ以外の人も、毎回、レジュメを提出すること |
評価方法 | 発表や発言の内容60%、書評や修了論文25%、その他のゼミ活動(合宿、コンパの企画や参加など)15% |
テキスト | 使用しない。課題はプリントして配布する。これについてはオリエンテーションのときに紹介する。 |
その他 |