51171 経済演習II
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必 |
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通年 |
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4 |
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2 |
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吉見 太洋 |
他の科目との関連 | 「マクロ経済学」、「経済学のための数学」の単位既得が望ましい。 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 国際金融の理論と現実を学ぶ。 |
授業概要 | 国際金融論を学んだことがない受講生がほとんどであると予想されるため、まずは基礎的な知識のインプットが必要と考える。したがって春学期は指定のテキストの輪読を通じて、国際金融論の基礎を勉強してもらう。春学期終了後、理解度を見る目的からレポート提出を課す。 秋学期は修了論文の執筆に取り組んでもらう。修了論文の課題は受講生と相談して決定するが、例えば「2010年に生じた通貨切り下げ競争の実際とは?」、「1995年の円高と2010年の円高の違いとは?」など、現実の国際金融問題について調査の上、論文としてまとめてもらう。 春学期、秋学期ともにパワーポイントを使った報告を義務付ける。また、春学期、秋学期ともに少人数のグループ単位で取り組んでもらう予定だが、これについては受講生と相談の上で決定する。 |
学修目標 | ・国際金融論の基礎理論を身につける。 ・身につけた国際金融理論を使って、現実経済を理解する素養を養う。 ・パワーポイントを使ったプレゼンテーションに慣れる。 ・論文執筆の手順を実践的に学ぶ。 |
授業計画 | (春学期) 1.ガイダンス 2.春学期報告スケジュールの決定、パワーポイントの説明 3—15.テキストの輪読 (秋学期) 1.修了論文課題の決定と秋学期報告スケジュールの決定 2—14.修了論文の進捗状況報告 15.修了論文最終報告および、完成原稿の提出 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 春学期の輪読では毎回の予習復習を、秋学期の修了論文執筆では計画的な調査の実施を心がけて欲しい。 |
評価方法 | 演習参加度30%(欠席一回につき5%減点)、前期レポート30%、修了論文40%。ただし、前後期いずれかで欠席が四回以上の者にはS、前期レポートと修了論文のいずれかを未提出の者にはXの評価を与える。 |
テキスト | 藤井英次著『コア・テキスト 国際金融論』、新世社 |
その他 |