南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3
担当者
林 尚志
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 アジアの経済発展: 日本 & 日本企業との関わりを考える
授業概要 この授業では、「開発経済学」で議論されている種々のトピックを学びながら、(1)東アジアの国々は、なぜ&どのようにめざましい発展を遂げることができたのか、(2)日本 & 日本企業は、従来、アジアの発展とどのように関わってきたのか、(3)アジアとともにさらなる発展を遂げる上で、日本 & 日本企業には、今後どのような取り組みが求められているか等の疑問を探ります。
学修目標 この授業では、上記のテーマを演習形式で学ぶことを通じて、(1)開発経済学、およびアジアの経済発展に関する基礎的な内容を理解するとともに、(2)広く経済・社会に関わる様々な問題に対する興味や関心を深めることを目標とします。
授業計画 0.春休み(事前レポート):テキスト[1]を読み、「開発途上地域が、従来、どのような課題に直面してきたのか」について、国際協力の現場の視点から学びます。
1〜15.春学期(基礎編):テキスト[2](予定)を読み、開発経済学で議論される種々のトピックを学びながら、近年遂げられてきた“東アジアの奇跡”がもつさまざまな側面をとらえます。
16〜30.秋学期(応用編):最近の文献、新聞、雑誌等を活用し、「日本&日本企業」に関わるテーマのうち、各自が興味のあるトピックをさらに深く学んでいきます。グループ研究や班内・全体討論会を通じて、活発な議論が行われることを目指します。
授業時間外の学習(準備学習など) 予習レポートや新規文献レポートなどの授業準備課題が課されます。
評価方法 (1)発表・質問等、演習への参加姿勢、および(2)学期末のレポート課題、上記の授業準備課題など、各種の提出課題に基づいて評価を行います。 配点は、上記(1)を30%、上記(2)を70%とします。
テキスト [1]事前レポート用: 山本一巳他編、「国際協力の現場から」岩波ジュニア新書。
[2]春学期用[予定]: 大野健一他著、「東アジアの開発経済学」有斐閣アルマ。
その他