51677 経済思想入門
|
選 |
|
春学期 |
|
2 |
|
1〜 |
|
大谷津 晴夫 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | |
授業概要 | この講義では、経済学を支える現実的基盤である市場と貨幣について、その成立史、構造、機能に関して基本的知識と理解を得る目的の下に、未開社会と市場社会との対比を整理軸にして社会構造の構造転換の過程を跡づけていく。 |
学修目標 | この講義では、経済学を支える現実的基盤である市場と貨幣について、その成立史・構造・機能に関して基本的な理解を得ることを目的とする。 |
授業計画 | 1.「経済学」の起源−二つの経済学 2.贈与と交換—二つの社会構成原理 3.贈与と返礼を基本とする互酬性社会 4.互酬性社会の「助け合い」の構造と機能障害 5.互酬性社会の階層分化 6.市場の発達 7.新「経済学」の誕生−古典派経済学 8.アダム・スミスにおける「商業社会」 9.「所有権」と不平等 10.貨幣の思想(1)−貨幣の構造と機能 11.貨幣の思想(2)−貨幣と時間 12.貨幣の思想(3)−貨幣と経済システムの分化 13.市場と貨幣の病理 14.ケインズの経済思想 15.社会保障と「助け合い」の再構築 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 配布された講義資料の精読 |
評価方法 | 定期試験が60%、出席調査を兼ねて授業中に不定期に実施する小テストが40%の割合で評価する。 |
テキスト | 特になし。 |
その他 |