南山大学

 
指定
期間
夏期後半
単位
年次
2〜4
担当者
福田 敏浩
他の科目との関連
他学科履修
副題 ミドル・ウェイの経済体制論
授業概要  この講義では経済体制論Aに引き続きミドル・ウェイの経済体制論を講述する。これは既存の資本主義と既存の社会主義の中間に位置づけられる第三のベターな経済体制を主張するものである。本講義ではその中からアメリカのグッド・ソサエティ論とアメリカやヨーロッパにおいて論じられてきた体制収斂論を取り上げ、両者の特徴や現代的意義について述べることにしたい。あわせて21世紀にふさわしい人間の顔をしたミドル・ウェイを提案してみたい。
学修目標 1.本講義の学習を通して経済体制論的思考を理解する。
2.経済を歴史的かつグローバルに見る眼を養う。
授業計画 1〜3.グローバル化する市場と暴走する金融
4〜6.アメリカのグッド・ソサエティ(よい社会)論
7〜9.欧米の体制収斂論とミドル・ウェイ
10〜15.資本主義のグローバル化と新しいミドル・ウェイ
16.  定期試験
授業時間外の学習(準備学習など) 講義の内容を復習して講義に臨むこと。
評価方法 定期試験80%、授業参加度20%により評価する。
テキスト 講義レジュメを配布する。 教科書 福田敏浩『第三の道の経済思想』晃洋書房
参考書:福田敏浩『体制移行の経済学』晃洋書房。その他の参考文献は講義の中で指示する。
その他