南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
仮屋 篤子
他の科目との関連
他学科履修
副題 財産法
授業概要  一生のうちどのくらい法に関わって生きているか、意識したことはあるだろうか?
 朝起きて、朝食を食べる。目玉焼きを焼くために、ガスコンロに火をつけるかもしれない。部屋が暗ければ、電灯をつけることもあるだろう。朝食後、学校に行くために電車に乗る。講義が終わって再び町に出て、本屋に寄る。本を買って、その後、塾講師のアルバイトへ・・・。よくある学生の日常生活の一場面だが、さて、この中で「法」や「法律」に関わる部分に気付いているだろうか。本講では、身近な場面での、生活に密着した「民法」についての知識を学ぶ。
学修目標 身近な事例を取り上げながら、社会生活上起こりうる問題について、法的な思考方法を身につける。
授業計画 1.ガイダンス
2.契約とは何か
3.契約当事者となるための条件(権利能力・意思能力・行為能力)
4.法律行為(1)
5.法律行為(2)
6.取引にまつわる諸権利(1)
7.取引にまつわる諸権利(2)
8.取引にまつわる諸権利(3)
9.契約内容が実現されない場合の責任
10.契約内容の確保−担保(1)
11.契約内容の確保−担保(2)
12.契約によらない債権の発生
13.時効(1)
14.時効(2)
15.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 授業中に紹介した事例を、もう一度確認する。出てきた条文を六法で確認する。
評価方法 小テスト30% 、期末試験70%
テキスト テキスト:プリントを配布する2011年度版六法(出版社不問)
参考文献・資料:必要に応じて文献の紹介、資料の配付を行う
その他