南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3・4
担当者
安田 忍
他の科目との関連 財務会計論A・B、商業簿記中級I・IIを履修していることが望ましい。
他学科履修 不可
副題 会計・監査制度のあり方について
授業概要  本演習では、主な会計不祥事を手掛かりに、会計制度および監査制度のあり方を考えたい。そのため、会計基準や監査基準の内容を理解するとともに、主な会計不祥事の問題点を検討し、これらの関係を、国際動向も比較しながら、理論的、実証的に考察していく。
学修目標 1.財務報告制度の課題として粉飾決算の概要を理解する。
2.監査制度の問題点を考える。
授業計画 経営演習I
テキストの輪読を中心に進め、基礎力の修得に重点をおく。
なお、夏期休業、冬期休業中にそれぞれレポートを課す。
1.〜30.テキストの内容報告、討議
経営演習II:
 各自が設定した研究テーマについて報告、討議を中心に進め、卒業論文を完成させる。
1〜15 卒業論文テーマ、論文構成の報告と指導
16〜30 卒業論文の途中経過報告と指導
授業時間外の学習(準備学習など) 各週ごとの報告範囲を指示するので、テキストの該当部分の予習をしておくこと。
評価方法 報告内容(30%)、授業参加度(30%)、課題レポート(各学期)(40%)を目安に、総合的に評価する。ただし、課題レポートの提出がない場合は、単位を認定しない。
テキスト 浜田康『会計不正 会社の「常識」監査人の「論理」』日本経済新聞社
末松義章『不正経理処理の実態分析』中央経済社
友杉芳正ほか編著『財務情報の信頼性』税務経理協会
八田進二編著『会計・監査・ガバナンスの基本課題』同文舘
その他