南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
4
担当者
願興寺ひろし
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 自動車産業経営
授業概要  トヨタ自動車の経営手法の分析を通して、生きたマネジメントに接し、卒論あるいは就職活動に活かしていただくことがこの演習の狙いです。
 4年次前半は、現代の労働市場・労使関係・労働法に関わる重要課題を取上げ、卒論作成に向けて、「学術論文」とは何かを理解していただきます。
 4年次後期は、3年次に修得した企業経営に関する知見と、4年次前期に会得した「学術論文の論理構成」に関する知識をもとに、研究テーマを絞り込み、卒業論文を完成させていただきます。
学修目標  4年次前半には、卒業論文にふさわしいレベルとは何かについて、理解いただきます。そして4年次後半には、卒業論文を完成します。
授業計画 各自卒業論文テーマを登録し、その完成に向けて指導していきます。
(春学期)
テキストを用いて、労働市場、労使関係、労働法に関する知見の修得を行う。
1.地域産業改革の多様な道筋と雇用の創出
2.フリーターの職業能力開発とマッチング
3.日本企業の人事改革と仕事管理
4.長期安定雇用における高齢者
5.パートタイム労働をどう考えるか
6.サプライヤー企業の働き方と労使関係
7.連合政策の展開の分析
8.最低賃金制の現状と課題
9.労使関係の個別化と法
10〜12.日本的労使関係の基本要素
13〜14.基礎を成すマネジメントと労働組合の参加
15.トヨタ労使関係の基本要素
(秋学期)
全員をテーマ領域に従って5グループに編成し、3クルーに分けて卒業論文の指導を行う。
1〜5 卒論研究計画の立て方
6〜10 中間審査及び指導
11〜15 最終まとめ
授業時間外の学習(準備学習など)
評価方法  4年次前半は授業参加度100%にて評価します。4年次後半に、卒業論文執筆に向けた「研究の目的、研究計画について、各自よりプレゼンテーションを受けます。
テキスト  「トヨタ労使マネジメントの輸出」願興寺ひろし著、ミネルヴァ書房、2005年
講座「現代の社会政策 3」願興寺ひろし編著、明石書店2009年
 その他、必要資料については随時案内します。
その他