南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
4
担当者
松井 宗也
他の科目との関連 統計学I・統計学II・データ解析・数学I・数学II
他学科履修 不可
副題 経済・経営における確率統計の応用
授業概要 初回に受講者の皆さんと話し合い,使用するテキストを決める.そしてテキストに沿って輪読形式で演習を進める.中心となるのは経済学や経営学における,確率や統計の応用に関するものである.現時点では,大きく分けると
(1) 経営学(特に保険やファイナンス)において基礎となる,確率論に関する演習を行う.
(2) 受講者の現実経済への関心が高い場合には,経済統計を学び,各人の興味のあるテーマに基づいて,
   データ解析を行えるよう訓練する.
の2つのうちどちらかを考えている.(1)は受講生の数学の習熟度が十分に高い場合のみ行う.なお,特に受講者の要望があればそれも考慮に入れる.
学修目標 選択(1)と(2)により,以下が学修目標となる.
(1)応用に耐えうる,確率論や統計学の基礎を身につけること.
(2)PCを用いて,実際にデータ解析を行えること.
授業計画 第1回〜第30回 テキスト輪読(発表・報告)
そのうち
第15回と16回にレポートのテーマの報告,
第29回と30回にレポートの発表を行う.
授業時間外の学習(準備学習など) 受講者は自身の卒業論文のテーマを考えつつ,自主的に必要な知識を補う必要がある.
特に休業日の有効利用が望ましい.
評価方法 単位の取得には,演習への出席と発表・報告が必要です.その上で,発表やレポート内容を総合的に判断し評価します.発表・報告(50%),レポート(50%).
テキスト 確率論,統計学というキーワードを中心に,基本的なテキストを選ぶ.初回に私が提示するテキストの中から選択してもらう.例えば,経済統計ならば,
中村他「経済統計学入門」第2版,東京大学出版会 となる.
その他