南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
松井 宗也
赤壁 弘康
他の科目との関連 統計学I
他学科履修
副題
授業概要 「統計学I」の知識を前提として、経営における意思決定の道具として経営統計のかかわりについて述べる。とくに、経営統計の究極の目的の1つである分散分析と回帰分析、不確実性のもとでの意思決定について深く考える。
学修目標 企業活動の中で生じるさまざまなデータに基いて、的確な意思決定を行うための計数管理の考え方を理解すること。
授業計画 以下の項目について講義と問題演習を行うと同時に、統計学Iの復習も随所で行う。
1.カイ2乗分布に従う統計量とその応用(統計学Iの復習)
2〜7.t分布とF分布に従う統計量とこれを利用した統計分析の例
8.中間試験
9〜14.単回帰分析(回帰の意味、最小二乗法、回帰係数の誘導と検定、回帰によって得られる統計量の意味、など)
15.問題演習
時間に余裕があれば、ノンパラメトリック検定、時系列解析や重回帰についても触れる。
授業時間外の学習(準備学習など) 1.統計学Iの内容を復習しておくこと。
2.高校数学の内容(数学II(微分、積分)、数学B(数列)、数学III(微分、積分))を復習しておくこと。
特に、回帰係数の誘導の際に数学II(微分)の内容を利用する。
3.授業計画に従って、テキスト各章末の練習問題・補充問題を解いておくこと。
評価方法 レポート55%と中間・期末試験45%の合計による。
小テスト結果を加味する場合がある。
テキスト 田畑@雄:新版「やさしい統計学」、現代数学社(2004)、¥1800円
その他 統計学Iの知識を有しているか単位を修得していることが望ましい。