南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
斎藤 孝一
他の科目との関連
他学科履修
副題 利益調整と利益計画
授業概要  トヨタ自動車の有価証券報告書には原価計算の方法を「加工費は工程別、組別に計算される総合原価計算です。」とあります。川崎重工業の有価証券報告書には、「主として個別原価計算の方法によっています。」とあります。個別原価計算と総合原価計算とはどのように違うのでしょうか。そもそも原価とは何でしょうか。企業には商品を仕入れて販売するものやサービスを提供するもの、材料を仕入れて製品を製造するものがありますが、原価計算論は製造業に焦点を合わせて、製品のコストはどのように計算されるのかを学習します。また、全部原価計算では営業利益と売上高は比例しないことを確認し、直接原価計算と損益分岐点分析について学習します。
学修目標  製造原価と利益調整・利益計画の関係について理解することを目標にします。
授業計画 1.2. 材料費・労務費・経費の計算
3.4. 製造間接費の計算
5.6. 部門別計算
7.8. 個別原価計算
9.10. 総合原価計算
11.12. 全部原価計算と利益調整
13.14. 直接原価計算と利益計画
15.   利益計画と損益分岐点分析
授業時間外の学習(準備学習など) ワークブックの問題を解き、理解を深めること。
評価方法 授業参加度(20%)期末試験(80%)により評価します。なお、原則として欠席が授業予定総時数の3分の1を超えた場合は不合格とします。
テキスト 適宜指示します。
その他