71571 経営戦略論A
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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上野 正樹 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 経営戦略の理論と実際 |
授業概要 | なぜ iPod はヒットしたのだろうか。なぜ百貨店の業績は悪いのだろうか。なぜキーエンスは高収益を持続できるのだろうか。なぜ Google は様々なビジネスに参入しているのだろうか。なぜ日本の携帯メーカーは世界で負け続けているのだろうか。こうした「なぜ」を、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。 この講義は、初回から前半は、伝統的な経営戦略のプランニング学派からスタートし、基本理論を学びます。後半は、製品開発戦略を軸に、職能別の戦略を考察します。ここでは、比較的新しい戦略コンセプトも取り上げたいと考えていきます。たとえば、アウトソーシング戦略(ニッセン)、プラットフォーム戦略(トヨタ)、マスカスタマイゼーション戦略(キーエンス)、ブルーオーシャン戦略(任天堂)などです。 受講に際し、バックグラウンドは問いませんが、経営学総論レベルの知識を前提に授業を進めます。毎回の授業で様々な企業名が出てきます。また、授業中、問いを投げかけます。そして、受講者と対話したいと思います。たとえば、次のような身近な問いについても授業で考えてみたいと思います。なぜグローバルな企業は、日本人学生の採用を減らしているのでしょうか。あなたは、この質問にこたえられますか? |
学修目標 | 1. 経営戦略(競争戦略・全社戦略・イノベーション戦略)の基本理論を学ぶ 2. 基本理論の発展経緯をもとに、経営戦略の複眼的思考を身につける 3. 製品開発戦略を軸に、新しい戦略概念を考察する |
授業計画 | 1. 経営戦略の全体像 2. 基本理論:戦略計画と組織能力 3. 競争戦略(1):市場の分析と計画 4. 競争戦略(2):経営資源の蓄積と展開 5. 全社戦略:多角化と国際化 6. イノベーション戦略(1):Sカーブ・能力破壊・脱成熟 7. イノベーション戦略(2):技術統合とイノベーションのジレンマ 8. 製品開発戦略(1):製品アーキテクチャの2タイプ 9. 製品開発戦略(2):プロジェクトマネジメント 10. 製品開発戦略(3):プラットフォームマネジメント 11. 製品開発戦略(4):レッドオーシャンとブルーオーシャン 12. 生産&マーケティング戦略(1):マスカスタマイゼーション 13. 生産&マーケティング戦略(2):水平分業とアウトソーシング 14. 生産&マーケティング戦略(3):ITの活用と製販統合 15. 経営戦略とあなた |
授業時間外の学習(準備学習など) | 予習を重視します。毎回、授業の前に、テキストの指定箇所を読んでくること。復習は、期末テスト前に実施してください。 |
評価方法 | 小テスト(40%)+期末テスト(60%)で評価します。小テストは、不定期に数回実施します。 |
テキスト | (1)延岡健太郎(2002)『製品開発の知識』日経文庫 (2)伊丹敬之・加護野忠男(2003)『ゼミナール経営学入門』第3版, 日本経済新聞社 |
その他 |